ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

教皇フランシスコ「イエスとの個人的な関係」は「有害かつ危険」


 
 

 最近のことですが、ある人のフェイスブック上の動画が投稿され、それによって遅ればせながらこの事実を知り驚いています。
 
 これは、2014625日に聖ペトロ広場で行われた、教皇フランシスコのスピーチの動画です。
 
 すでに3年余りが過ぎていますが、プロテスタントとのエキュメニカルが進んでいる今日、ローマカトリックのトップが公の場でこのような発言をしていたことに驚かされています。
 
 040~次のように述べています。
 
 
イエス・キリストとの個人的で直接的な関係を、

ローマカトリック教会の聖体拝領と仲介から離れて維持できると信じる者たちがいる。

こういった誘惑は危険で有害である。

偉大なる教皇パウロ6世のお言葉には、こういった誘惑は「ばかげた二分法」1だとある。
 
 
1:「absurd dichotomies
二分法(dichotomy)とは、テストなどでは○か×、質問でYesNoなどの二者選択をする考え方です。思考法としては、非常に単純な、誰でも理解できるものです。
 
 
●感想
 
 世界教会協議会WCC)は教皇フランシスコと会見し、ローマカトリックとのエキュメニカルを進めようとしていますが、
 
 このような見解に立つ団体と団結することが本当に正しいのかと疑ってしまいます。
 
 というのは、あなたがたの中でほんとうの信者が明らかにされるためには、分派が起こるのもやむをえないからです1コリント11:19)。 
 
イエス・キリストとの個人的で直接的な関係」は、カトリック教会にとっては「危険で有害な誘惑」かもしれませんが、当のイエス本人はこう言っています。
 
 
…わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。マタイ11:28 
 
わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。…そして彼らはわたしについて来ます。
                                ヨハネ1027
 
 
 聖書に反して、信者と主との関係を妨害する彼らの神学は、500年前と変わっていないということです(個人レベルでは必ずしもそうではないと思いますが)。
 
 こういう神学を目の前に出されると、カトリックというのは本当に残念な団体だと思わされます。
 
 終わり