ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

洪水と川、どちらがいいか? マタイ7:25


 
 前置き:些細なことです。
 
 
マタイ7:25 
雨が降って洪水が押し寄せ、風が吹いてその家に打ちつけたが、それでも倒れませんでした。岩の上に建てられていたからです。
 
 
 この箇所で「洪水」と訳されている言葉を調べてみました。
 
 ポタモスといい、「川、激流、流れ」という意味の言葉でした。
 
 次の箇所でも使われています。
 
 
マタイ3:6 
自分の罪を告白して、ヨルダンで彼からバプテスマを受けた。
 
 
 ちなみに、新共同訳はこう訳しています。
 
 
新共同訳
雨が降り、があふれ、風が吹いてその家を襲っても、倒れなかった。岩を土台としていたからである。
 
 
 まあ、どちらでもいいと思いますが、

 原文ではポタモスの複数形が使われていますので、
 
 いくつものポタモスが打ち付けてたにもかかわらず、岩の上の家は壊れなかった、

 というのがイエスさまの云わんとしている処ではないかと思います。
 

 私のイメージでは、

 この箇所のポタモスは、東日本大震災で私たちが見た、波のような激流です。
 
 なので、「いくつもの激流」と訳すのが一番良いと思うのですが、

 残念ながら、そう訳している日本語の聖書はありません。
 
 
 おわり